ブラジル、サンパウロ
[応募条件]
下記(1)~(5)をすべて満たす者。
(1)日本国籍を有し、日本語を母語とする者。
(2)日本語教育関連分野において修士号以上の学位を有する者
(3)中等・高等教育機関、日本語学校等の日本語講師(非常勤を含む)として応募時点で通算2年以上勤務した経験があること(海外勤務経験が望ましい。個人教授は除く)。
(4)派遣前ブリーフィングに参加できること。
※派遣前ブリーフィングに参加が可能であれば、応募時点で海外に在住している方も応募可能です。
(5)英検2級またはTOEIC600 点以上の英語能力を有する者。スペイン語、ポルトガル語能力があれば尚可。
[勤務条件]
派遣時期及び任期は平成27年10月以降。任期は通常2年(1年間の延長の場合あり)。
ただし、任国におけるプロジェクトの終了時期等により、2年未満となる場合があります。
業務委嘱
専門家と基金は、派遣に先立ち業務委嘱契約を締結し、それに基づいて基金は専門家に業務を委嘱します(専門家と基金は雇用関係にはなりませんので、年金等の手続きは専門家各自の責任において行ってください。また、基金は専門家の帰国後の就職の斡旋や生活保障の責任を負いません)。
専門家の旅費・報酬等は、学歴・日本語教育経験を基金規程に沿って格付けし、次のとおり支給します。
(1)旅費
赴任時及び帰国時に旅費(航空賃、支度料、移転料等)を支給します。また、専門家が随伴する(あるいは呼び寄せる)扶養親族の旅費を支給します(ただし、扶養親族の滞在が連続して6ヶ月を超える場合に限ります)。
(2)報酬等
派遣期間中の基本報酬、在勤加算、住居経費を支給します。また、扶養親族を随伴する場合は家族加算を、また4歳以上18歳未満の子女を随伴する場合は子女教育経費を支給します(ただし、扶養親族の滞在が連続して6ヶ月を超える場合に限ります)。
※参考:基金規程に基づく試算(月額・単身)(平成27年3月現在)
(基本報酬+在勤加算+住居経費(上限))
〔経験年数7年未満〕96,500円+284,200円+USD2,305
〔経験年数7年以上〕109,700円+351,200円+USD2,305
注:住居経費は10%自己負担。なお、満60歳以上は「経験年数7年未満」の金額となります。
※経験年数は経歴書(証明書)に基づき、教授内容・担当時間数等を勘案し、基金内規に基づく係数を乗じて算出するため、大学卒業後の実年数とは異なります。
※在勤加算とは、派遣された国の物価・生活水準・生活環境・為替相場等の状況に照らして支給されるものです。交通費や、必要に応じて乗用車購入・使用人の雇用等に充当するためのもので、基金の規程により定められており、国によって異なります。
※住居経費及び自己負担率は、派遣された国の物価・生活水準・生活環境・為替相場等の状況に照らし、基金の規程により定められており、国によって異なります。
※基金の規程が改定され、基本報酬・在勤加算・住居経費の支給額が増減することがあります。
※扶養家族を随伴しない(単身での)赴任の場合は、上記住居経費(上限)の80%の金額が上限となります。
※受入機関より、旅費・報酬等が支給される場合は、基金からの支給額を調整します。
(1)提出書類
ア.応募用紙
基金ホームページから、応募用紙の様式をダウンロードし、記入して下さい。応募用紙の体裁は変更しないようにしてください。規定の項目に書ききれない場合は、別紙に記載してください。ただし、エッセイについては、必ず規定の項目内に収めて記載してください。
イ.推薦状(本紙)
日本語教育に関する知識・技能について、現在もしくは過去に所属した機関の責任者または同僚(国際交流基金役職員(海外派遣中の役職員を含む)、専任講師、専門員等を除く)が作成した推薦状を提出してください。様式は問いませんが、日本語の記述でA4 用紙1 枚とし、推薦状作成者に関する情報(氏名、肩書、連絡先)も明示の上、推薦者の署名または捺印のあるものを厳封された状態のまま提出してください。また、推薦状の宛名は国際交流基金としてください。
ウ.英語能力を証明する書類のコピー
エ.返信用封筒
応募者の住所、氏名を宛先に記した定型封筒(長3型 12×23.5cm)1枚(切手貼付不要 長3型が用意出来ない場合は、A4用紙を3つ折または4つ折にして入れることができる大きさの封筒を用意してください)。
(2) 提出先
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-4-1
独立行政法人国際交流基金
日本語事業部 事業第2 チーム
日本語専門家派遣 公募担当
※封筒に「応募書類在中」と朱書のこと。
2015年5月22日(金)必着
※提出書類(応募用紙等)は、一切返却しませんのであらかじめご了承ください。
〒160-0004
東京都新宿区四谷4-4-1
独立行政法人国際交流基金 日本語事業部 事業第2チーム
担当者 日本語専門家派遣 公募担当
電話 03-5369-6068
FAX 03-5369-6040
Eメール sakura_adoption@jpf.go.jp
派遣先の機関に応じて、業務内容が異なります。今回は以下の2種の業務に対して各1名を公募いたします。
(1)国際交流基金サンパウロ日本文化センター(ブラジル)派遣・南米アドバイザー業務担当:
サンパウロ日本文化センターに所属し、同センター所属の上級専門家と協力しつつ、主として南米各国の日本語教師に対する巡回指導や、教材の作成、日本語教授法等に関するコンサルティング、現地日本語教師間のネットワーク作りを支援する。
(2)国際交流基金サンパウロ日本文化センター(ブラジル)派遣・「国境なき科学」計画による高等教育機関日本語コースへの支援担当:
サンパウロ日本文化センターに所属し、同センター所属の上級専門家と協力しつつ、ブラジル政府「国境なき科学」計画により日本語コースを実施する高等教育機関に対し、現地教員への教師研修・巡回指導・コース運営上の助言、学生への直接教授等を実施するほか、ブラジル国内の日本語教育事業に携わる。
なお、「国境なき科学(Science Without Borders)」計画はブラジル政府が科学技術分野における人材育成を目的として実施するもの。国際交流基金は2015年度以降、ブラジル政府教育省と協力し、日本の大学等への留学を希望するブラジル人学生に対し、ブラジル及び本邦において日本語短期研修を実施する予定。ブラジルにおける日本語短期研修は、同国内の高等教育機関での実施を予定しており、協力先機関は目下調整中。